2007年4月6日金曜日

不満があるならお金を持ってこい!

世の中でよく、お店で腹が立ったという話を聞く。

それは、以前書いたように、商売人は最も低い身分で、
ひれ伏すのが当たり前という前提があるからに他ならな
ない。自分の身内や、上司に言われたりやられてもなに
も感じなことを、お店で商売人にやられると、腹が立つ
というわけである。

しかしそれは、お金を払う、それをいただくという絶対
的なルールがあるからに他ならない。それから外れてい
ても、身分の低い商人風情に対しては、気に入らないん
だろう。世の中のヤツ等は。

例えば、「この間、ちょっと道が分からなくてさ~、
道に止まっていたタクシーに聞いたら、態度悪くて
腹が立った」なんて声を聞く。

お前はアホか!タクシーの人たちは、お金を払って乗っ
ていただくために、車を止めて道でひたすら待っている
のであって、お前に道を教えるために存在するんじゃな
いんだよ!道が聞きたければ、おまわりさんに聞け!

他には、レストランなんかで出てくるのが遅いとか、
順番を間違えて、後から注文したヤツのものが先に来て
いたとか、注文を間違えたとかで、烈火のごとく怒るアホ。

ハッキリ言ってやるよ。そんな雑然とした場所なんて、
せいぜいファーストフードかファミレスレベルの店
だろうが!お前の数百円~千円前後の注文なんて、たか
だか二、三百円の儲けなんだよ!経費を考えればな!
人間なんだから間違いもあるだろう。それを、たった
それだけの利益を生み出したくらいで、えらそうにスンナ!
お前がその店で一番高いメニューを注文してみやがれ!
そうすれば、まず間違うことは無いよ。細かいことで腹が
立つなら、それなりの利益をよこせ!

結局、商売人を身分の低い者としてまず見ているから、不満が
出るんだろうな、サービスに対して。それに見合った金も出し
ていないクセに。
そんな不満が、明日からまったく無くなる方法を教えてやろう。
それは、大量の金を使うことである。例えばタクシーの運ちゃん
に道を聞きたければ、1000円くらい払って聞いてやると、満面の
笑みで教えてくれるんじゃないか?大量だから10000円でもいい。
近くでもすっ飛んで行ってくれるぞ(笑)レストランでも、小売
店でも、10万円とか100万円とか持って、それを確実に使うって
証明でもあれば(このお金ここで全部使います見たいな襷でも
かけたり(笑))態度が思い切り変わるぞ。まず待たせることは
ないし、何よりもあなたが最優先だ。絶対注文も間違わない。

「金持ち喧嘩せず」って諺があるが、普段から腹が立つことが
無いんだろうな。特に商売人相手には。

商売人相手に不満があるなら、お金を持って来いってこった。

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2007年4月5日木曜日

商売を批判する商売

よく、雑誌や新聞のコラムなんかで、人のことを批判している
人がいる。
芸能人の本が売れると、「言葉が幼稚だ、文法がなっていない
基本が出来ていない、こんな本が売れるのは読者の質が低い」
ゲーム業界が売れると「子供はもっと、外で遊ぶべきだ、バー
チャルな世界で育った子供が心配だ」
携帯電話が普及して、メールでやり取りする若者が増えてくると
「もっと言葉で話すべきだ、人間としてのコミュニケーションが
とれるのか」

コイツ等の言っていることは、突っ込みどころが満載だね。
芸能人の本にしたって、名前が売れているから読者の関心がある。
そこに、注目しやすい題名やテーマでも付ければある程度の利益
を見込めるわけで、それを利用して商売をしているだけ。
昔ベストセラーになった、お笑い芸能人の本は、案外まともだっ
たが、それにも先に書いたような批判をしているおっさんドモが
いた。読者が大事なお金を払って、それを買う時点でそこに「価値」
があるんだよ!お前らの幼稚とか、文法とかの価値観で上の作品が
このお笑い芸人の本の売り上げより劣ってんだろう?それで、
お前らの価値観より、お笑い芸人の方が、人々が求めていること
ってのが、証明されるわけだ。世の中の本が、芸術みたいな基準で
優劣を決めるならそうじゃないが、売って利益を得るといったベース
に乗っているかぎり、それは否定できない。

書いているうちに思い出したが、数年前に流行った歌詞に毒舌を
吐いているヤツがいたな。女々しいだのなんだのと。
それが大ヒットしてるってことは、世の中がそれを求めてんだよ!

でも結局、こんな儲けとは関係ないブログで言っていることじゃなく
紙媒体で見た物ばかりだから、こいつらに収入があるはずだ。
人の商売を批判しながら、自分もそれによって金を得て、商売をして
いる。コイツ等も結局商売人だから、本音は俺と同じはずだよ。
本気で世の中の悪い流れを断ち切ろうと思ったら、芽のうちに摘むのが
一番なはず。だから、誰も注目していないが、これから影響力を持ちそ
うなものを、潰していくのが最も効率がいいはずだ。
それを、なんともならないくらい巨大になった、誰もが知っている
物を批判しているのは、「この人は人とは違う」「皆が見ている見方
と違う見方が出来る人」と思わせようという下心を感じてしょうがない。
誰も知らない、影響力も無い利益を生んでいない物を取り上げても、
誰も興味を示さない=金にならないからね。読者という信者を増やし、
商売をしているだけなんだよな、結局。

まあ、人の支持を得て成功している商売を批判して商売しているのは、
一緒に踊らないからおりこうさんに見えるわな。ケド、そのお前らの
本性を語る俺は、天才か?お前らのやり方もあわよくば参考したいと
思う、単なる根っからの商売人だ(笑)
お前らも、本音を語りたかったら、俺みたいにブログで語ってストレス
を発散しろよ。成功している奴等が羨ましくてしょうがないってな!

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2007年4月2日月曜日

進化して、進歩して現状維持

売買ってものは、当たり前だが買うほうが圧倒的に強い。

だって、気に入らないものにはお金を払わなくていいの
だから、商売人の努力を鼻くそでもほじくりながら見て
いて、気が向いたら買えばいいわけだ。

そんな消費者たちの心をつかむべく、商売人は日夜努力
を惜しまない。だから、売る側の商品は、常に進化して
いる。考えてみて欲しい。皆さんがお金を払って買う商品
(この場合、小売業だけでなく、ショービジネスや旅行
など形に残らないモノも含めて)で進化や進歩をしてい
ないものなど何もないだろう。
今、このブログを見ている携帯やパソコンも、とんでも
なく進化しているし、車も、ほとんど値段が変わらず、
燃費向上、快適さ向上、家庭用電化製品だって、昔に
比べたら、SF映画でも見ているかのような進歩だ。

しかし、それらを売っている側は、その進歩に比例して
売り上げがガンガン上がっているかというと、そんなこ
とは無い。成長し続けている会社でも、前年比数十%UP
とかいう程度である。下手したら、毎年サービスや製品を
向上させているのに、売り上げ自体は変わらないという
のもザラだ。

小売店にしてもそうである。一年目に比べ、二年目になる
と知名度が上がり、一年目に来ていたお客さん以外の客が
増える。こうやって、二年目の方が進歩しているから、お客
さんが倍になるかといえばそうではなく、一年目のお客さん
が気まぐれだからこなくなって、それを二年目のお客さんで
まかなうことにより、前年と同じか少し上がったな、程度で
収まってしまう。三年目は、二年間の売り上げで広告でも
打って、それによるお客さんが増えて進歩したとする。
それでも三倍になるわけではなく、一、二年目のお客さん
が来なくなったり、その小売店の業界のブーム自体が下火
になって極端に減り、一年目に比べると二段階の進化をして
いるのに、結局現状維持だということも多い。

反対に言えば、常に仕掛けをし、常に進化、進歩して、
やっと現状維持を保てるのである。それを怠れば、売り上げ
はすぐにガタ落ちになるからたまらない。
公務員と違って、明日はまったくのゼロになる可能性も
否定できない商売人は、現在の売り上げがこのまま続くと
考え、なにもしなければ、すぐに落ちて行ってしまうので
ある。

分かりやすい例を挙げるとプロレスがある。現在はかなり
厳しい業界だが、以前は隆盛を極めていた。それでは、
隆盛を極めていたことが素晴しかったのかと言えばけして
そうではなく、技もテクニックも演出も、遥かに現在の方
が優れている。長い間、遊んでいたわけではなく、常に進化
進歩している。ところが、売り上げはというと、皆さんご覧の
とおりである。エンターテイメントとして、コレだけやって
も、上がるどころか落ちてゆくのだから、いかに商売ってモノ
が厳しいのかが分かる。

歌手や芸能人が、売れると寝る間も惜しんで働かされたり、
一度ブームが来ると、散々生産して、ブームが過ぎると
潮が引くように大手メーカーが業界から撤退したりする現象が
よく見られるが、それは「売れるうちに売れるだけ売る」という
考え方であり、商売人は明日がゼロになる可能性のある厳しさを
知っているから、こんな行動を採るのである。

ってことで、世の中の商売人以外の人は、出世のためとかみたい
に生活やステータスを向上させるために進化、進歩するのだけど
我々商売人は、現状を維持するために、人並み以上の努力をせっ
せとしているわけだ。

世の中を良くするため(結果的に提供するものが向上すれば、
世の中がより便利に、快適になる)自分たちはゼロと隣りあわせで
アリンコみたいに頑張ってんだよ!
身分は低いけど、もっと優しくしてくれよな!お前等よお!(笑)

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2007年4月1日日曜日

必需品はイヤイヤ買っている

「最も簡単な商売は、必需品を売ることである。だって、
絶対的な需要があるから」などと、ロクに商売もしたこと
がないアホが、したり顔で話している。

それじゃあ、なんでスーパーはギリギリまで値引きして、
あんなに苦しいのですか?雑貨の儲けの薄さを知っていま
すか?食べることは絶対に必要なのに、なぜ外食産業は
生きるために必要ではないおもちゃを売っているゲーム業界
の足元にも及ばない売上高なんですか・・・

探せばいくらでも出てくるぞ。必需品が簡単なわけが
無いだろう!なぜならお前ら、絶対に生きるために必要な
ものには、金をケチろうとするだろう!極端に言えばイヤ
イヤ買ってんだろ?

毎日の食事に使う野菜や米は、一円でも安く買おうと
するくせに、楽しむための高級お菓子やスイーツには
金を惜しまない。
生活に必要な水道やガスや電気は、考えて極力ケチるの
に、楽しむために有料放送を見る。

要するに、必需品は自分が望む望まざるに係わらず、
「買わなければいけない」のであって、そうでない物に
金をかけるのは「欲しいから買う」のである。
だから、yahooオークションで値段が釣りあがっても、
負けじとガンガンお金をつぎ込む。だって欲しいから。
ネット通販で買うと、送料がかかる。でも近くのお店には
ないから利用する。だって欲しいから。
だけど、必需品は別に欲しくないのに、必要な物だから
一円でも安く、出来れば買いたくないのが本音なのである。

こういった、基本的な原理をわかっていないヤツは、したり顔
で語ってろ!間違っても商売の世界には入ってくるなよ!
お前だけが失敗するならいいが、周りを巻き込むからな。

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2007年3月31日土曜日

プロ失格のセールスマンども

商売をやっていると、不快な事をするセールスマンを見た時
単純に腹が立つだけでなく、情けなくなってくる。

お前らプロだろう!もうちょっと商売というものを勉強して
から来い!と言いたくなる。基本的に人間が、不快を感じる
タイミング(くつろぎタイムとか、食事時、忙しい時間帯な
ど)に来ること自体が舐めているとしか言いようが無い。
別にこちらから望んでいない物を売りつけようというのだか
ら、なるだけ話を聞けるときだったり、気分のいい時に来
るという工夫は当たり前なんじゃないかと思うのだが・・・。

どうせコイツらの業界は「望んでいない物を、突撃して売る
のだから、下手な鉄砲数うちゃ当たるで何も考えず、多く周
って買ってくれる人か、断りきれない人に当たれば儲けモン
断る人は、どう転んでも断るのだから、不快に感じるヤツは
相手にする必要なし」とでも思っているんだろう。

冷静になって考えて欲しいよ。その考え方が大多数の人間を
不幸にしていることを!くつろいでいる夜に、時間を奪われ
る、飯時に食うのを止められる、忙しい時に邪魔される。
玄関から入ってこずに、窓からのぞくアホもいたな。
お前はやくざか借金取りか!常識知らずから買うモンなんて
ないよ!
元来、商売ってモンは、人様に喜ばれてナンボのモンじゃ
ないのか?人に不快感を振りまいてなに考えてんだ!
世の中を便利にとか、欲求に応える製品作りとか、そういっ
たものに、お客さんが納得して大事な金を払ってくれるの
だから、双方が幸せなのであって、お前らのは商売とは呼べ
ネーんだよカスども!

お客さんに必要な物や、買って喜んでいただける物を考え
探し、作り出している業界で商売をしていると、場当たり
的に突っ込むだけの馬鹿セールスマンはプロとは思えないね。

お前らのは商売じゃない!来るなら俺が必要な物を、ピンポ
イントに機嫌がいい時にもってこい!それがプロの仕事だ。

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2007年3月30日金曜日

テレビショッピングでも見てろ!

私の商売の仕方は、他店にはない個性的な品揃えと
知識で、購買意欲を引き出すようにしている。

そんな店なので、大型店舗に比べれば、基本的なお客
さんの数は少ないかもしれないが、高い購買率を誇っ
ている。

お客さんにも色々なパターンが居て、その場では
買わなくても、他店にない物が揃っていることを
覚えていて、後ほど買いに来てくれたり、使われて
いる店員に説明を受けるお店より、私の知識を見込ん
で私のお店を選んでくれる人も居る。
買い物をしない人は、すでに常連さんで今回はたまた
ま買わなかっただけの人とか、一見さんで様子を見に
来ただけの人とか、これまた一見さんで、その人の
思考とは合わなかった人とか、そんな感じである。

しかし、このどれとも違うお客さんが一人居る。
いや、お客さんとは呼べないかもしれない。

コイツは、個性的な商品や、私の知識を数十分から
数時間聞き、結局何も買わずに帰ってゆく。
ある時なんか、友達を連れてきて、その彼に必要な
物を散々説明や紹介をさせて、何も買わずに帰って
ゆく。それが数回続いたが、ウチのお店の性質上、
こんなヤツはコイツだけである。
それから数ヵ月後にやってきたとき、営業スマイルで
「お久しぶりです」と対応したら、「あれっ、よく覚えて
ますね~」と言った。
ああ、覚えてるよ!おまえみたいなヤツは他にいないから、
忘れようがないんだよ!勿論この日も何も買わずに帰った
が、この場を借りて言ってやる!俺は、媒体に出たことも
あるくらい、知識と知名度があり、それを商品とワンセット
にして売って、商売してんだよ!大体ウチの店の性質上、
ある程度必要な物があったり、相談がてら買うなど目的
があって来るのがほとんどのはずだ!だから他のお客さん
を見てもそうだろう!
知識や品揃えの意味を聞くだけで帰られたら、そりゃ
ボランティアだろ!世の中の常識を考えてみろよ。
高校生だって、時給700円とか1000円なんかで
働いているんだぞ?お前に、媒体で通用するようなパフォー
マンスを見せたら、5000円は買ってもらわないと割が
合わないんだぞ!最初から興味がない人や、お店が合わない
人はしょうがない。それは、根本的に問題が違う。だが
お前は、思いっきり興味があって、来てんだろうが!

ある日コイツは、土砂降りの雨の日にワザワザ重装備で来た。
それほどまでして「お店=お買い物する所」に来たという事
は、よっぽど必要な物か、興味があるものがあるのだろう。
と、思うのが普通である。しかし、やたらと商品を手にとって
説明を求めてくる。もう、いい加減に聞いてやった。
「それが必要なんですか?」「具体的にはどれくらいの値段の
ものがご入用ですか?」「なぜ、今必要ないものの説明を受け
ようとしているのですか・・・」結局コイツ、土砂降りの中を惨め
に帰っていった。
そこまでして、俺のパフォーマンスを、タダで暇つぶしに見聞
しに来たんだね。ちなみに、コイツは俺より年上の分別ある大人
です。

暇でやることなくて、プロのパフォーマンスをタダで見聞した
かったら、ウチに来ずにテレビショッピングでも見てろ!

コイツの行動パターンが分かって3回目くらいの時、話をせず
にいきなり「何がご入用ですか?」と聞いてやったことがある。
すると、横目でさっと陳列物を見て、その中で無い種類のもの
(例えば、同じシリーズのカラーが無い物とか・・・)を言って
いかにも買いたかったものが無かった、ついでに話でも聞こう
かみたいに持っていくのがバレバレな動きを見せたこともあった
。裏から「飾っていないけど、ここにありましたよ」と出して
やっても、あれこれ理由を付けて買わなかったなあ。

雨の日は、あからさまな態度をとってやったから、もうそれ以来
来ていない。お前みたいなヤツは、繰り返しになるけどテレビ
ショッピングでも見てろよ。ただし、テレビに出ている人たちも
ギャラを貰ったりしてしゃべっているプロだってことを忘れんな
よ!

確かコイツ、自営業か社長とかいっていやがった気がする・・・
本当かどうか知らないが、最悪なヤツだったな。

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2007年3月29日木曜日

頭を下げられないヤツが商売すんな!

商売人の一番の仕事は、頭を下げることである。
お店にお客様が入ってきたら「いらっしゃいませ!」と頭を
下げる。迷っていたら「ゼヒお願いします」と頭を下げる。
お買い物をしてくれたら「ありがとうございます」と頭を
下げる。お店を出てゆくときには「ありがとうございました
~」と頭を下げながら見送る。

文章にするだけで4回である。そう、商売人にとって、お客
様は神様であって、相手が何者であろうが、お金を払う人に
はひれ伏すのがルールである。昨日の日記で書いたみたいに
身分も一番低いしな。

どれほど理不尽でも、どれほわがままでも、従って謝らなけ
ればならない。
(金額と理不尽さがあわなかったら、ぶん殴るけどね♪)

そのはずなのだが、たまに例外がいる。ある問屋の社員で
なんとなく高圧的な態度のヤツがいた。言葉は選んでいる
が、態度が高圧的なのである。コイツは、私がある程度
買い物を決めて、伝票を書いてもらっている途中に買い忘
れがあり、追加するといかにもめんどくさそうに、嫌な顔を
しながら「まだあるんですか?」と聞いてきやがる。
どこの商売でも、商品を追加して、こんな態度をとることは
ないだろう。喫茶店でも、ずっと居座っていて、アイスクリ
ームやらなんやら追加注文で食べ続けている客がいても、
労働的には面倒だが売り上げが上がっていっているわけであり
、満面の笑みで対応するはずである。
通信販売でも、しっかりと梱包した後に「追加注文で」と言わ
れ、また開けて入れなおして梱包しなおし、これが代金引換
なら、伝票も書き直さなければならない手間がかかるが、
文句を言ったり嫌味を言ったりすることはまずないだろう。

これらは、利益が発生することが、労働をする面倒さに打ち勝
つからに他ならない。それが、商売人というものである。

しかしコイツはどうだ。まるで、商品を追加させるのが悪い事
のような態度である。これだけで、「一回で決めなければなら
ない」という変なプレッシャーも生まれるだろうし、追加商品
を買うか買わないかどちらか迷っていたら、まず買わないだろう。
他に同じ条件の店があれば、そちらを選ぶようになるだろう。
結局、売り上げを落とすことにつながるのだ。

基本的に買う側はわがままに出来ている。現在のこの便利な世の
中も、そのようなわがままを満たすことを競争して勝ち残った
業者が生き残り、今に至っている。ところがこのアホのように、
売ることを僅かでも拒むような態度は、言語道断である。

そしてこのアホは、何回目かに行った時に、居なくなっていた。
「辞めて他の問屋に行った」と聞いた。この後、私のお店も
商売の規模が大きくなって行って、全国の主要な問屋と付き合
うようになった。しかし、このアホの姿を見ることはなかった。

そりゃあそうだろう。人に頭を下げることが出来ないヤツが、
商売を出来るわけがない。どこもクビになったに違いない。

今は何をしているか分からないが、お前のようなヤツは
商売をすんな!

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2007年3月28日水曜日

商人は、最も低い身分である

江戸時代の身分制度で「士農工商」というのがあった。
ごらんのとおり、商人は最も身分が低い。

それは、平成の現代でも変わらない。法律にしたって
「そんなバカな!」と叫びたくなるような商売人に不利な
ものがたくさんある。ここで列挙すると悪用する馬鹿野郎
がいるから、書かないが・・・。

昔で言う「士」は現代では政治家といったところか。
なんだかんだ言ったって、あいつらが決めたことに従わな
ければいけないのだから、身分が一番上と言ってもいいだ
ろうな。商人にいくら金があったって、あいつらに貸して
「政治家は返さなくてもいい」みたいな法律を作られたら
従うしかないからな。冗談じゃなくて、昔は士にそれを
されたらしいし・・・。

農は、農家の皆さんとサラリーマンの皆様といったところか。
農はそのままで、サラリーマンは日本の人口で一番多くて、
しっかり年貢も納めている。商人みたいに節税とかしてない
し(笑)
農地は全ての維持費が安いし、どこでもやれる。商売人が
市街化調整区域なんかで商売をしようとすると、建物すら
立てさせてくれないのに。野菜や米でも国が買い取って
保障してくれるしな。手厚い扱いだよ。さすが高身分だ。
俺たちは、サラリーマンの皆様に、毎日頭を下げて暮らして
いるから、やっぱり商売人は身分が下だ。

「工」ってのは今なら製造業かな。トヨタやキャノン。
「それは商売人じゃないの?」って?あいつらは違うよ。
根本的に立場が。経団連のヤツなんて「消費税上げろ」
とか平気で言うからね。消費税は消費者が100パーセント
払っているもんだというのが国の説明だが冗談じゃない。
希望小売価格が1000円のものを7掛けで買ったら735円、
消費税をいただいたら1050円で売る。利益が315円で、
消費税は払った数字からいただいた数字を引いたものを
収めるから15円。ということは手元に残るのは300円。
「7掛けの物を定価で売ったから300円ジャン」って
アホか!1000円の購買意欲を引き出して売るのと、
1050円のそれとでは明らかに違うわい!2000円だったら
100円変わるんだぞ!10000円だったら500円、100000円
だったら5000円。5000円だぞ、5000円!それだけあった
らなにができる?何が買える?上積みの金を出させる努力
をしているのに、利益がそのままならマイナスだろが!
つまり、商売人にとっては消費税が増えればマイナスが
増えるわけで、収めていない売り上げの少ないショップも
仕入先には払っているから、儲け率は変わらずにハードル
が上がるわけだから絶対にプラスにはならない。
組織票で政治家に貢献しているから、自分たちには恩恵が
あるから平気でああいう事を言うんだろうな。
まあ、商売人じゃないよ。奴等は。

政治家と癒着している建築業やゼネコンも「工」だろうな。
商売人は常に努力していても、明日はゼロになるかもしれ
ないリスクを背負ってやっているから、あいつらみたいな
美味しさはないな。

それでも、バブル期に流行ったトレンディードラマでは
公務員が給料少ないからって、コンパで女の子にウケが
悪いとやっていた。今は金を貰いすぎだと叩かれている
のにね。
つまり、バブルのときに有った金の力は、身分をも覆す
力があったって事だね。
じゃあ、金しか信用できないから、今のうちにしっかり
稼いで老後は士農工も手が届かないところで悠々自適に
暮らすかな。

ってことで、その為にせっせと彼らに頭を下げますよ。
今日も、明日も、あさっても(笑)

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2007年3月27日火曜日

無能な営業マン

あるメーカーの営業が、ウチの店に商品を売りに来た。

しかし、こいつが売ろうとしている商品は、まったく
特徴がない。

ウチの業界は、他の業界に比べると大したことがない
かも知れないが、それなりに長い歴史があり、数え切れ
ないほどのメーカーが無数のアイテムを出し、しのぎを
削っている。
その中で、売れる商品にしようとした場合、他の製品と
は違う何かが必要になる。
例えば、質は悪くても思い切り安いでもいい。とにかく
安けりゃなんでもいいという層に売れるだろう。
反対に、高価な素材を使いまくってどこよりも高くして
もいい。純金で出来た何かとか、家がついている福袋
とかで成功する例もあるし・・・。
信者がついている、カリスマのある人がプロデュースし
たという肩書きでもいい。

ところが、コイツ曰く何もないらしい。性能もそこそこ
値段もそこそこ・・・

お前はアホか!俺がそこら辺に歩いている兄ちゃんで、
「コレを一つ買ってくれ」だったら、それでもいいだろ
う。だけど、お前のその目でしっかりと見ろ!
ここは店だ!俺が、無数のアイテムの中から、個性や
特徴を見越して利益を生んでくれるだろうと選び抜いた
物が並んでいる。その中に、その無個性の物を置いて
おいて、他の商品を押しのけて利益を生む力があるのか?

俺が本気で物を売ろうと思うプロなら、他社にない何か
を強調するぞ。つまらないことしか見つけられないかも
しれないが、必死で探して考えれば見つかるかもしれな
い。その努力をせずに売りに来るなんてプロ失格だ!
無能すぎる!

実は一度、コイツが企画した物を買ったことがある。
それはたまたまそいつの企画したことと、俺が普段
考えていることが一致したから、買ってやった。
そうしたらコイツ、その企画に対する考えを、得意げに
語り出しやがった。
だから俺は、普段からその程度のことは考えていて、
それがたまたま合ったから買ってやったんだよ!
いかにも画期的だと自慢げに語るな無能が!

結局、その後、問屋でその考えにピッタリで、仕入れ値
も安く、質も少しいいものを見つけ、衝動的に買って
しまった。その為に、そいつから買った商品は、今でも
売れ残っている(笑)
やはり、無能が持ってくるものは、利益を生んではくれな
いようだ・・・。

その後、コイツは会社を辞めたらしい。
自分にセンスのない仕事をやめる決断をよくぞした!
もう会う事はないが、この場を借りて初めてお前を褒めて
やろう。

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2007年3月26日月曜日

お金は平等である

「あのプロ野球選手は、何億円も貰えていいよな~。
同じ年なのに、俺の給料はコレだけしかない、
不公平だ!」

「ボクシングのヘビー級チャンピオンは、1試合するだけで
何億円だモンな~。俺なんか一日働いて、コレだけなのに・・・」

このような愚かな愚痴をよく聞くが、こいつらはアホか?
お金は平等である。それほど稼ぐプロ野球選手は、世の中で
一体何人いるのだ?とんでもない野球人口がいて、その中で
特に才能があるヤツが集まる中で「今大会No1」だの「10年に
一度の天才」だのと言われる常識を逸したようなヤツが毎年
プロに入りし、その中でホンの一握りの才能を持った人間が、
そこにいるのだ。その「価値」とお前の価値を比べる事そのもの
が、大きく間違っているんだよ!

ボクシングだって、世界中の大男がグローブつけて殴り合ってる
世界で、一番強いやつなんだから、お前が一生かけて働いて稼ぐ
くらいの金を一晩でいただけて当たり前なんだよ!

あと、よく聞くのが「日本は物価が高い」
はあ?お前、外国行ったことがないだろ?行って言っているなら
目が見えないか、五感が麻痺しているかどちらかだな。
食べ物の質から、町の綺麗さから、製品の確かさから違うだろ!
その値段で売っていたり、住んだり出来るってことは、それなり
の価値しかないんだろ!

服を買おうと思ってもそうだろう。並んでいる服を順番に見て
いって「お~っ、コレはいい」と思うと、それだけ高かったり
するだろ?いいと思わせるものだから、他と違って感じる商品
だから、高い。お金は平等だな~とつくづく感じる。

ちなみに俺は、小金を持っていた時にニュージーランドドルに
替えて、差益で稼いだことがある。
「お金を動かしただけでお金が増える。労働したお金より
楽に手に入っているから、やっぱり平等じゃない」と抜かす
アホがいる。
まずこれは、明日はどうなるか神様しか分からないからリスクが
ある。命の次に大事な金を預けているわけだから、気になって
こまめに相場を確認したりして、大変だ。そもそも、お金を
そういったことに使えるくらいの資産があったから出来たことで、
ひがんでいるヤツは、その種銭を作る能力もないから、せっせと
働いているわけだ。
ここまでお金をためる我慢と努力をして来て、差益を得る為の
知識を得た俺と、それをやっていないお前は同等じゃないわけで、
それが平等になること事態が不平等で、こうやって差をつけて
くれて初めて平等なんだよ!

有名作曲家が、物凄いお金を稼いでいる。そりゃあそうだろう。
そいつの作った歌を歌いたくて、カラオケに行ったら利益が
でる。CDを買っても利益、ダウンロードされても、映画やドラマ
で流れても、そのそれぞれに利益を生み出している。
人から盗んだとかじゃなくて、実際に各方面で皆を儲けさせて
くれてんだから、もらって当たり前。
ひがんでいる奴等に言いたいよ、お前が金と人を集めようとして
どれだけ集まる?あいつらは、東京ドームで歌えば、5万人集めて
億単位の金を一日で集めるんだぞ。ついでにダフ屋にも利益を
もたらせてな(笑)

と、いうことで声を大にして言いたい、お金は平等である。

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2007年3月25日日曜日

足りないくらいがちょうどいい

昨日は消費者の聞き入れることの出来ない意見について語ったが、
書ききれなかった最高のわがままについて本日は語りたい。

それは、「常に供給して欲しい。常に自分の思う商品が店頭に並
んでいて欲しい」である。商売人のほうは「人気商品で生産が追
いつかない」とか「期間限定のものなので・・・」などと言ってうま
く誤魔化すが、本音は「お前ら、足りないくらいがちょうどいい
んだよ!」である。ハッキリぶっちゃけて言わせてもらえば、
商品が、常に余っている状態で棚に並んでいるイコール、在庫を
抱えているってことなんだよ!単純に、在庫が多いってことは、
それだけ利益の足を引っ張っていることだし、在庫に対して
税金までかかる。いかに回転がいい状態をキープするかの勝負を
商売人は行っているといえるわけだよ。

そりゃあ、足りなくなるより買ってくれる分全てを満たしてやっ
た方が、売り上げは伸びるよ。でも、ピッタリ調子いい数なんて
分かるのは神様くらいのもんだ!

例えば、世の中の需要が103人分必要な商品があったとする。
しかし、その商品を消費者が納得する値段で売るためには、生産
する最低ロット数が100だとする。そうしたら、当然100しか
作らない。どうしても欲しい3人は、先に買った100人のだれか
がいらなくなってyahooオークションにでも出品したものを買うし
かない。値段が釣りあがって「レア物」と言われるようになって、
「高くないと手にはいらねーよ、メーカーがユーザーが満足できる
くらい作ってくれればよ~」とかいう声が出てくるわけだ。

勝手なことをほざくな!それじゃあ、103人のために200つくって、
お前らは残った97の面倒を見てくれるのか?どうせ、そのときの流行
とか気分で気まぐれに買っているだけのクセに、97余ったほうは
利益の足を引っ張られたり、税金を払ったりしゃれにならねーんだよ!
ゲーム業界みたいに、メディアでバンバン宣伝しておいて、現物を
出さなかったり少ない量にしておいて、飢餓感を利用して商売する事
はあるよ。子供向けのカードでもそうだな。少ない出荷量のものを
レアと称して、利用している。他にはよく見る「期間限定」とか
「限定生産」なんかでもそうだ。
それに文句を言う奴等!じゃあ聞かせてもらうが、この飽和状態の世
の中で、何の変哲もないものにお前ら金を払うのか?
「食べ物とか、いつ行ってもあるじゃん」とか言うアホ!そうやって、
いつでも満たされている状態を作るために、どれだけ捨てられていると
思ってんだ!ファーストフード店やコンビニで働いて勉強して来い、
ノータリン!

と、いうことで消費者のわがままを満たすことで発展してきた商売人
の世界だが、商売に支障をきたす意見など聞き入れることは出来ない。
すまんな。

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2007年3月22日木曜日

無責任な意見など、聞く必要なし!

商売をしていると、必ず消費者からの声が出る。
「もっと、あーだったら、こーだったら・・・」

そういった意見を反映させ、消費者の心を掴んだ経営者が
結果として成功者になるわけだが、全てのニーズに応える
必要はない。

例えば、Aという歌手がいたとする。大して売れてもいない
コイツのファンだというヤツがいたとして、Aが音楽性
を変えてブレークすると必ず「前の方がよかった」「前の
ままだったら、ファンでいたのに・・・」みたいに言う。

こういったファンを見ると、アホか?と思う。お前のような
センスのないヤツにあわせた音楽性だったから、売れなかっ
たんだろう?それをガラリと変えて、多くの人から支持を
得て、ブレークしたんだろう?
大体、こういうヤツの声を聞いて、その音楽性を貫き通して
売れなかったら、誰が飯を食わすんだ?イチファンの自己
満足に付き合ったら、全てのCDを買い、全てのライブに行っ
ってサポートしてくれるのか?所詮音楽を聴いている奴等
なんて、思い出したときに聞いて、気が向いたらCDを買う
という程度なんだから、そんな無責任な声を聞く必要など
まったくない!
そのせいでその歌手がのたれ死んでいようが、他の歌手の
歌でも聴きながら、ポテトチップスでも食っているだろう。

小売業でもそうだ。5種類の味が発売されている食品があっ
たとして、1種類のロット数が多いから3種類置いていたとす
る。「○○味があったら、買うのにな~」ロット数が多いの
に、この意見を聞いて入れて、来なかったらたまらない。
客なんて、義務じゃない限りいく必要なんてないのだから、
店になんて、なんとなく気が向いたら行く程度である。
そんな気分任せな物に、無理をする必要はない。
半年くらい後に来て「あの味はないの?」とか言われたら
「お前は賞味期限っていう存在を知らんのか!」となる。

賞味期限のない小物でもそうだ。「このシリーズに、
こんな形の物があったらな~」それを製造し、形にするのに
どれだけの金がかかり、どれだけの数を売らなければペイ
出来ないかがまったく分かっていない。そうやっていうヤツ
も、結局一つあれば十分で、お話にならない。ロマンを求め
て「あなたのために作りました」ってやって、大赤字食らって
潰れても、その客は他の店に行くだけ。所詮人事なのだ。
そうならないために、その専門業種の者がリサーチし、より多く
の人々に支持を得られる形を、商品にした物が棚に並んでい
るのだ。それでも失敗することがあるのに、アホの少数意見など
聞く必要はない。

反対に、大企業には出来ない小回りが利くアイデアマンが、
こういった隙間を見つけて成功することも出来る。
日本全体の、たった0,01パーセントしか興味を持たない物
でも、どこにもないから必ず興味のある人間が1つは買うという
ものなら、100万人のニーズがあることになる。
0,001パーセントでも10万人、0,0001パーセントでも1万人いる。

見方を変えれば、ビジネスチャンスになりえないアホの
少数意見など、日本人の0,0001パーセントの意見にも及ばない
愚かなものであり、それが無責任と来ているから始末が悪い。

そんなものに耳を傾けている暇があったら、しっかりと利益を
生んでくれる意見にいかに応えるかに知恵を絞っていた方がいい。

長くなったので、コレくらいで終わるが、明日も「無責任な意見」
について語ることにする。

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虚栄心を利用した商売

いつだったか忘れたが、突然電話がかかってきた。「非常に
個性的でこだわったご商売をされているそうで、ぜひ取材を
したいと思いまして・・・」

うむ、コレは悪くない。昨日の日記で書いたように、商売を
公の場に広くアピールする場合、広告費が必要だ。
それが、どんな媒体であれ、世の中に紹介するために取材に
来て世間に発表してくれるのだから、こんなに美味しいこと
はない。さらに、その電話の主は続ける。「それで、私たち
だけでお伺いしても面白くないので、○○と○○←球団の名
前ね)で活躍した、元プロ野球選手の○○さんと対談という
形で、お伺いしたいのですが・・・」

俺はその選手の現役時代を知っている。どちらかというと
ファンで非常に嬉しい。有名人と一緒に媒体に出るのは初め
てではないが、やはり宣伝もしていただけて、有名人に会え
るのはいいものだ。

いい返事をすると、「そこでですね、雑誌掲載にあたって、
掲載する広告料をいただいているのですが・・・」
ちょっと待てよ、お前?本当に俺のことを調べて電話してい
るのか?俺は、有名人と媒体に出たことが何度かあるし、
有名人と一緒じゃなく、俺がメインで何度も紹介されている。
その時々、ギャラをもらっても金を払ったことなどないぞ?
取材の申し込みをしてきて、金を取るなどとは聞いたことも
ないぞ。
まあいい。色々と経費がかかって、大変かもしれんから、
一応費用を聞いてみた。
「税込みで84000円になりますが・・・」

はあ?それだけの金があれば、小さいスペースながら、専門誌
に何回かに渡って広告が打てるぞ!聞くと、銀行やら病院に
置いてある雑誌だそうだが、そんな雑誌聞いたこともないぞ。
そんなレベルのモンに、そんな金が払えるかボケ!
大体、俺はそんなモンより何十倍、いや何百倍の宣伝効果が
ある媒体に、何度も出ていてお金をもらっているのに、そんな
効果がるのかないのか分からん紙切れに金を払うわけがない
だろ!

そいつに、俺が過去に媒体に出たこと、それに比べてノー
ギャラどころか金を払ってまで出る効果はあるのか問い詰めて
やったら、すぐに切りやがった。

気になったので、この元野球選手の名前で検索したら、
「取材に来た」みたいなHPがすぐに見つかった。
「金持ちやの~」とつぶやきながら、さらに、ここに載って
いた雑誌の名前で検索したら(聞いてもうろ覚えになるほど、
聞いたこともない雑誌だった)HPもあった。
コレがよく分からん。
「独特の切り口で、その道のスペシャリストを紹介するナンバーワン
の月刊誌です。」

はあ?見たことも聞いたこともないのに、何がナンバーワンなの?
内容を見ても、全国のお店と、医者のことが載っているだけ。
値段すら書いていない。ただ、ダラダラと店を羅列して内容のない
本に載ったって、自分がどこにいるか探すだけで一苦労だろ!
「日本の企業、病院、医院のトップに本誌特別記者が直接インタビ
ュー。その経営理念に鋭く迫ります」
詳細を見たら、見たことも聞いたこともない企業ばかり。経営理念
を知りたかったら大成功している経営者の理念を、プレジデントとか
高い雑誌を買って読むワイ!アホか!

さらに、調べると沢山の掲示板にあたり「しつこい」「取材を受けると
もっと大きくするから、追加料金を払わないかと持ちかける」などと
評判は最悪のようだ。

ただ、「取材で有名人のだれだれが来ました」みたいなHPやブログも
たくさん見つかった。要するにコレは、自分のお店や会社が有名人を
呼べるような雑誌に認められ、取材に来てくれたんだという虚栄心を
利用した商売なのだね。納得。だから、分けのわからないプレジデント
なんかには絶対に載らないような聞いたこともないようなお店や企業
ばかりなんだね。「俺の店も有名になったもんだ」とか「俺の会社は
有名人のだれだれが取材に来るような立派なところなんだぞ」って、
なる心を、利用しているのだね。
取材を受けたり媒体に出たりした経験がない人は、お金を払うのが普通
だと勘違いしちゃうんだね。

しかし、俺もなめられたもんだね。経験がなくて舞い上がっちゃうアホ
だと思われたんだからさ。色々調べると、どうもランダムに企業やら
お店やらに適当に電話をしているみたいだけど、ちょっとは調べろよ!
ウチの履歴を見ると、どの程度の商売か分かるだろ!お前の雑誌よりは
知名度があるってーの!

改めて、「取材が来ました♪」みたいなヤツラのHPを見ると、哀れに
なってくるね。「こんな顔して、虚栄心タップリなんだなコイツ」とか
思っちゃうもん。こうやって、馬鹿面さげて世界に公開しているのを見て
詐欺師やらペテン師は騙されやすいターゲットだと認識するらしいね。

虚栄心とは自信のなさの現われらしいね。こんな雑誌にお金出して出た
あんた達、自信をしっかり持てるように、もっと本職で頑張れ(笑)

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自信がない商品を売りに来るな!

商売をしていると、よくセールスマンが来る。その中でも一番
多いのが「看板屋」である。

「看板を立てませんか?」これは、お店に目立つ看板を立てな
いかと聞いているのである。それとか「大通りに目立つ看板を
設置しませんか?」というのもある。

まず、前者に言いたい。お前はウチの店にある、立派な看板が
目に入らんのか?確かに、道路があって広い駐車場があって、
その奥で商売をやっているが、見る場所によっては物凄く遠く
からでもその存在に気がつくぞ?
その看板を立てることによって、さらに目立つようになった時
それによって上がる売り上げで元が取れるのか?

次は、後者。今はネットの時代である。お客さんの目を引く
物や、そこにしかない物や空間を作って魅力的なHPやブログ
でも作っておけば、誰も住んでいないような山奥でも、
全国から人が集まってくるぞ?
それを、たかだか数十メートル先の道路から誘導する看板を
おったてたところで、それを凌ぐ効果があるのか?
さらに言えば、実店舗で閉店寸前のショップが、ネット通販
をはじめたら瞬く間に立ち直ったというケースもたくさんある。
下手をしたら、店舗すら必要なくなるかもしれないのに、
そんな馬鹿高い費用で看板を立てる気にはなれん!

看板といえば、発光ダイオードを使った光る看板のリースも
よく来る。一ヶ月2万?お前、私の業界の基本的な掛け率を
知っとるか?前の日記で書いたみたいな掛け率の商品もある
が、基本的には6~7掛けの商品を1~2割引きで売り、
消費税までもって行かれる。在庫は持っておかなければいけ
ないから儲けはセイゼイ2割くらい。
ってことは、そのダイオード看板の効果で、10万円分の
売り上げがないと、元が取れんということである。
10万って数字わかってんのか?お前も普通に日本に住んで
いたら分かるだろう?その金額の購買意欲を引き出し、
それでも儲けじゃなくてプラスマイナス0なんだぞ?
人様の金をもぎ取りに来るなら、そこら辺も勉強してから
来い!

広告の勧誘もやたら来る。「発行部数が○○部の、コレくら
いのスペースに載せます。お値段は~」発行部数がそれだけ
あっても、うちの業界に興味があるヤツが何人いるのかな?
少なくとも、私はそれを見ない。そんなモンの片隅に載せる
くらいなら、専門誌にもっと安く載せる方がよっぽど効果的
だ。

そして、こいつらに質問をする。「具体的にどれくらいの効果
があって、それによる数字がコレだけで、だからこの料金を
払ってもいいんじゃないか、みたいなのはないのか?」と。

「絶対儲かる」「コレだけのお客さんが増える」それを言った
ら詐欺になるから言えないのは分かるが、あからさまに自信が
なさそうに言うなよ、お前ら。「価値観の問題」と抜かすアホ
が、一人や二人じゃなかった。命がけで、数字と格闘している
商売人に、「価値観」で金を出さそうとするなよ!アホか!

IT業界が発展していることを妬むヤツが多いが、具体的に
数字を残すヤツはやっぱり強いよ。
商売人相手に、金を出さすことが出来るヤツは更なる金を
稼ぐことが出来る商品を持ってくるヤツだけだ。
スーパーの玉ねぎの値段を気にするケチの俺が、新たなる
金を生み出してくれる商品を売る問屋やメーカーからは年間
数千万も買い物しているしな(笑)
命がけだから、警戒心が強いんで、詐欺にも引っかからんよ。

売ろうとしているヤツに自信がない商品が売れるわけがない。
自信がない商品を売りに来るな!

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2007年3月21日水曜日

値引きする能無しショップども

私は小売店を経営しているのだが、当然「なるだけ高く」売りたい。
はっきり言って、コレは当たり前のことだ。自然である。

しかし、ユーザーの求める価値と、値段が合っていなければ物は
売れない。 だからどうするのか、工夫をするのである。

今や日本の交差点にはいたるところに存在するコンビニ。
その名のとおり便利を売っている。セキュリティソフトは電化製品
の 店よりも高いし、食料品なんかもスーパーより高い。
しかし、便利なことによりそれでも大盛況で、アレだけ存在して
いる。
観光地の缶ジュースなんて、150円とか200円とかする。
しかし、普通に買う客がいるから、アレだけの金を取るのである。
面白いところでは、メイドカフェなんかがある。単なる玉子焼きを
1000円も2000円も出して買う客がいるのだ。

ああいうのを、商売というのだ。いかに高く売るのかに知恵を
絞る事により、利益を上げる。客が納得していれば、問題はない。
もちろん 詐欺はいけないが、そうでなければ相手も満足、
こちらもウハウハで 双方幸せである。

ところが、世の中には「値引き」をして、物を可能な限り安くして
売ろうとする馬鹿野郎共が存在する。

いわゆる適正価格が1000円のものを、800円とか500円
で売れば 売れないわけがない。そんなことは当たり前である。
反対に、スーパーで1パック98円で売っている卵で作ったような
玉子焼きを2000円で売ろうと思えば、天才的なアイデアと戦略
が必要となる。

世の中に存在する馬鹿経営者ドモは、自分の能力がないので
物を安くして売ることを考える。そこには何の工夫も努力もない。
1000円の力がある商品を、それ以下で売ることにより、客の
購買意欲を引き出すなんて、小学生でも出来る。とてもプロとは
思えない。

ちなみに私は150円で仕入れたものを900円で売り切った
ことがある。 その世界では有名なもので、雑誌やカタログにも
紹介されていた。
なぜ、150円で仕入れることが出来たのかというと、もっと有名
な 商品に非常によく似ていて、それより希望小売価格が僅かに
安いので売れると見込んで大量購入した問屋が、やはり本物に
は勝てずに大量に在庫が余り、 資産として残ると税金を取られ
るので投売りしたのである。

私の取り扱っている業界は、掛け率が6~7掛けくらいが相場
である。 大体希望小売価格から1割~2割ほど引いて売るのが
主流だから、 2~3割くらいの儲けがある。
だから、能のない経営者は、150円で買った商品を100円増し
くらい で 売る。900円で売れるくらいの商品力があるものを、
250円で 売れば、 売れて当たり前である。
サッと売れるかもしれないが、儲けも知れている。

それを、私のように標準希望価格で売れるように有名な根拠と、
カタログで 詳しく説明し、標準小売価格で売ったらどうだろう?
安売りして飛ぶように売れなくても、6分の1を売り切れば、
それで元が取れてしまう。そこから売れる売り上げは、 丸儲け
である。
仮に、大安売りの馬鹿のように完売できなくても、ある程度
売れれば、馬鹿くらいの利益はあるし、残った商品は資産
として 残るわけである。
この在庫が売れなくなって、初めて 「半額」とか言って、450円
で売ってやればいいのだ。初めのハードルが 900円と高いだけ
に、売り切れるだろう。
賞味期限のある食料品でなければ、在庫もこのように力を発揮して
くれる。 だから国も、在庫に対して税金を取るのだ。

馬鹿は、馬鹿なりに薄い儲けで喜んでいればいいので黙っていれば
いいのだが、そうも行かない。努力と工夫で150円の物を900円で
売っていても、何も考えず 250円で売る馬鹿がいると「あそこで250
円で売っていたよ」の一言でアウトである。
値引き競争の末に待っているのは、共倒れだけである。

「高く売りたい」こんな物は、商売人の鉄則である。
それを破らなければ、物が売れないような能無しは、とっとと商売を
やめてしまえと言いたい。

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