2007年4月5日木曜日

商売を批判する商売

よく、雑誌や新聞のコラムなんかで、人のことを批判している
人がいる。
芸能人の本が売れると、「言葉が幼稚だ、文法がなっていない
基本が出来ていない、こんな本が売れるのは読者の質が低い」
ゲーム業界が売れると「子供はもっと、外で遊ぶべきだ、バー
チャルな世界で育った子供が心配だ」
携帯電話が普及して、メールでやり取りする若者が増えてくると
「もっと言葉で話すべきだ、人間としてのコミュニケーションが
とれるのか」

コイツ等の言っていることは、突っ込みどころが満載だね。
芸能人の本にしたって、名前が売れているから読者の関心がある。
そこに、注目しやすい題名やテーマでも付ければある程度の利益
を見込めるわけで、それを利用して商売をしているだけ。
昔ベストセラーになった、お笑い芸能人の本は、案外まともだっ
たが、それにも先に書いたような批判をしているおっさんドモが
いた。読者が大事なお金を払って、それを買う時点でそこに「価値」
があるんだよ!お前らの幼稚とか、文法とかの価値観で上の作品が
このお笑い芸人の本の売り上げより劣ってんだろう?それで、
お前らの価値観より、お笑い芸人の方が、人々が求めていること
ってのが、証明されるわけだ。世の中の本が、芸術みたいな基準で
優劣を決めるならそうじゃないが、売って利益を得るといったベース
に乗っているかぎり、それは否定できない。

書いているうちに思い出したが、数年前に流行った歌詞に毒舌を
吐いているヤツがいたな。女々しいだのなんだのと。
それが大ヒットしてるってことは、世の中がそれを求めてんだよ!

でも結局、こんな儲けとは関係ないブログで言っていることじゃなく
紙媒体で見た物ばかりだから、こいつらに収入があるはずだ。
人の商売を批判しながら、自分もそれによって金を得て、商売をして
いる。コイツ等も結局商売人だから、本音は俺と同じはずだよ。
本気で世の中の悪い流れを断ち切ろうと思ったら、芽のうちに摘むのが
一番なはず。だから、誰も注目していないが、これから影響力を持ちそ
うなものを、潰していくのが最も効率がいいはずだ。
それを、なんともならないくらい巨大になった、誰もが知っている
物を批判しているのは、「この人は人とは違う」「皆が見ている見方
と違う見方が出来る人」と思わせようという下心を感じてしょうがない。
誰も知らない、影響力も無い利益を生んでいない物を取り上げても、
誰も興味を示さない=金にならないからね。読者という信者を増やし、
商売をしているだけなんだよな、結局。

まあ、人の支持を得て成功している商売を批判して商売しているのは、
一緒に踊らないからおりこうさんに見えるわな。ケド、そのお前らの
本性を語る俺は、天才か?お前らのやり方もあわよくば参考したいと
思う、単なる根っからの商売人だ(笑)
お前らも、本音を語りたかったら、俺みたいにブログで語ってストレス
を発散しろよ。成功している奴等が羨ましくてしょうがないってな!

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