2008年1月25日金曜日

江原啓之氏の商品価値

江原啓之さんが、実は生きていた人を霊視していた
ってことが、雑誌なんかで話題になっているみたいだな。

まあ、オカルトを助長している番組が果たしてどうなの
かって言う論議はココでは置いといて、商売人として彼の
商品価値について、語りたいと思う。

とりあえず、ネットでざっと調べたら、テレビの
視聴率が高いとか、雑誌に登場すると数万部
売り上げ部数が伸びるとか書いてあった。

視聴率が高いってのは、かなりの商品価値だね。
テレビってのが、何でやたら報酬が高いかって
いうと、企業の宣伝になっているからだ。
企業の宣伝の一部がネットの世界に来たら、
アドセンスとかアフィリとかポイントサイトとか
みたいに、たくさんのお金を生んでいる。
媒体も多様化しているとはいえ、まだまだ
宣伝のトップともいえるのはテレビなワケで、
そこで高い視聴率を稼げるんだからな。

次に、雑誌で数万部変わるってのは驚異的だな。
自分達の目に飛び込んでくる数字が「~十万部の
ベストセラー!」とか「コミックが通算3000万部を
突破!」みたいなモノばかりだから、数字的に
大したことがないように感じるけど、直木賞とか
芥川賞なんかを受賞した作品の、受賞して話題に
なる前の実売部数を調べたら、出版業界の基準が
よく分かるよ。
それが、それらの実売部数並みの売り上げが
まるまる生まれるんだから、凄すぎるわな。

ただし、これらの価値ってのは、彼が本物である
場合なんだよな。
テレビなんかでは、なんとなく見ている人や
「イカサマショーだな」って感じで見ている人も
含まれるんだろうケド、彼が完全にインチキって
事になれば、間違いなく現在の視聴率と発行部数
は生まれないだろう。

ってことで、マスコミってのは持ち上げる時は
散々持ち上げといて、落とすときはトコトン
落とすから、ドンドン怪しげなことが暴露
されてゆくだろう。
そうなった場合、間違いなく今の商品価値は
落ちるだろうな。

ただ、Mrマリック氏のように、「手品では
ない。手品を超えた世界」って話で、
超魔術というジャンルを駆使して現れた人が、
今ではまったくその対極の「ネタバラし」で
視聴率を稼いでいるし、おどろおどろしい
本を書いたりして、稼いでいた織田無道氏が
今ではバラエティータレントみたいになって
稼いでいるし、今の知名度を利用して方向転換
すれば、まだ稼げる余地はあるだろうな。

「だまされた!」「ゆるせない!」って人は
たくさんいるだろうケド、俺みたいな商売人は
「次はどんな商品を用意してくるんだろう」って
目でしか見れないんだよね(笑)

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