2007年3月25日日曜日

足りないくらいがちょうどいい

昨日は消費者の聞き入れることの出来ない意見について語ったが、
書ききれなかった最高のわがままについて本日は語りたい。

それは、「常に供給して欲しい。常に自分の思う商品が店頭に並
んでいて欲しい」である。商売人のほうは「人気商品で生産が追
いつかない」とか「期間限定のものなので・・・」などと言ってうま
く誤魔化すが、本音は「お前ら、足りないくらいがちょうどいい
んだよ!」である。ハッキリぶっちゃけて言わせてもらえば、
商品が、常に余っている状態で棚に並んでいるイコール、在庫を
抱えているってことなんだよ!単純に、在庫が多いってことは、
それだけ利益の足を引っ張っていることだし、在庫に対して
税金までかかる。いかに回転がいい状態をキープするかの勝負を
商売人は行っているといえるわけだよ。

そりゃあ、足りなくなるより買ってくれる分全てを満たしてやっ
た方が、売り上げは伸びるよ。でも、ピッタリ調子いい数なんて
分かるのは神様くらいのもんだ!

例えば、世の中の需要が103人分必要な商品があったとする。
しかし、その商品を消費者が納得する値段で売るためには、生産
する最低ロット数が100だとする。そうしたら、当然100しか
作らない。どうしても欲しい3人は、先に買った100人のだれか
がいらなくなってyahooオークションにでも出品したものを買うし
かない。値段が釣りあがって「レア物」と言われるようになって、
「高くないと手にはいらねーよ、メーカーがユーザーが満足できる
くらい作ってくれればよ~」とかいう声が出てくるわけだ。

勝手なことをほざくな!それじゃあ、103人のために200つくって、
お前らは残った97の面倒を見てくれるのか?どうせ、そのときの流行
とか気分で気まぐれに買っているだけのクセに、97余ったほうは
利益の足を引っ張られたり、税金を払ったりしゃれにならねーんだよ!
ゲーム業界みたいに、メディアでバンバン宣伝しておいて、現物を
出さなかったり少ない量にしておいて、飢餓感を利用して商売する事
はあるよ。子供向けのカードでもそうだな。少ない出荷量のものを
レアと称して、利用している。他にはよく見る「期間限定」とか
「限定生産」なんかでもそうだ。
それに文句を言う奴等!じゃあ聞かせてもらうが、この飽和状態の世
の中で、何の変哲もないものにお前ら金を払うのか?
「食べ物とか、いつ行ってもあるじゃん」とか言うアホ!そうやって、
いつでも満たされている状態を作るために、どれだけ捨てられていると
思ってんだ!ファーストフード店やコンビニで働いて勉強して来い、
ノータリン!

と、いうことで消費者のわがままを満たすことで発展してきた商売人
の世界だが、商売に支障をきたす意見など聞き入れることは出来ない。
すまんな。

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