2007年3月22日木曜日

無責任な意見など、聞く必要なし!

商売をしていると、必ず消費者からの声が出る。
「もっと、あーだったら、こーだったら・・・」

そういった意見を反映させ、消費者の心を掴んだ経営者が
結果として成功者になるわけだが、全てのニーズに応える
必要はない。

例えば、Aという歌手がいたとする。大して売れてもいない
コイツのファンだというヤツがいたとして、Aが音楽性
を変えてブレークすると必ず「前の方がよかった」「前の
ままだったら、ファンでいたのに・・・」みたいに言う。

こういったファンを見ると、アホか?と思う。お前のような
センスのないヤツにあわせた音楽性だったから、売れなかっ
たんだろう?それをガラリと変えて、多くの人から支持を
得て、ブレークしたんだろう?
大体、こういうヤツの声を聞いて、その音楽性を貫き通して
売れなかったら、誰が飯を食わすんだ?イチファンの自己
満足に付き合ったら、全てのCDを買い、全てのライブに行っ
ってサポートしてくれるのか?所詮音楽を聴いている奴等
なんて、思い出したときに聞いて、気が向いたらCDを買う
という程度なんだから、そんな無責任な声を聞く必要など
まったくない!
そのせいでその歌手がのたれ死んでいようが、他の歌手の
歌でも聴きながら、ポテトチップスでも食っているだろう。

小売業でもそうだ。5種類の味が発売されている食品があっ
たとして、1種類のロット数が多いから3種類置いていたとす
る。「○○味があったら、買うのにな~」ロット数が多いの
に、この意見を聞いて入れて、来なかったらたまらない。
客なんて、義務じゃない限りいく必要なんてないのだから、
店になんて、なんとなく気が向いたら行く程度である。
そんな気分任せな物に、無理をする必要はない。
半年くらい後に来て「あの味はないの?」とか言われたら
「お前は賞味期限っていう存在を知らんのか!」となる。

賞味期限のない小物でもそうだ。「このシリーズに、
こんな形の物があったらな~」それを製造し、形にするのに
どれだけの金がかかり、どれだけの数を売らなければペイ
出来ないかがまったく分かっていない。そうやっていうヤツ
も、結局一つあれば十分で、お話にならない。ロマンを求め
て「あなたのために作りました」ってやって、大赤字食らって
潰れても、その客は他の店に行くだけ。所詮人事なのだ。
そうならないために、その専門業種の者がリサーチし、より多く
の人々に支持を得られる形を、商品にした物が棚に並んでい
るのだ。それでも失敗することがあるのに、アホの少数意見など
聞く必要はない。

反対に、大企業には出来ない小回りが利くアイデアマンが、
こういった隙間を見つけて成功することも出来る。
日本全体の、たった0,01パーセントしか興味を持たない物
でも、どこにもないから必ず興味のある人間が1つは買うという
ものなら、100万人のニーズがあることになる。
0,001パーセントでも10万人、0,0001パーセントでも1万人いる。

見方を変えれば、ビジネスチャンスになりえないアホの
少数意見など、日本人の0,0001パーセントの意見にも及ばない
愚かなものであり、それが無責任と来ているから始末が悪い。

そんなものに耳を傾けている暇があったら、しっかりと利益を
生んでくれる意見にいかに応えるかに知恵を絞っていた方がいい。

長くなったので、コレくらいで終わるが、明日も「無責任な意見」
について語ることにする。

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虚栄心を利用した商売

いつだったか忘れたが、突然電話がかかってきた。「非常に
個性的でこだわったご商売をされているそうで、ぜひ取材を
したいと思いまして・・・」

うむ、コレは悪くない。昨日の日記で書いたように、商売を
公の場に広くアピールする場合、広告費が必要だ。
それが、どんな媒体であれ、世の中に紹介するために取材に
来て世間に発表してくれるのだから、こんなに美味しいこと
はない。さらに、その電話の主は続ける。「それで、私たち
だけでお伺いしても面白くないので、○○と○○←球団の名
前ね)で活躍した、元プロ野球選手の○○さんと対談という
形で、お伺いしたいのですが・・・」

俺はその選手の現役時代を知っている。どちらかというと
ファンで非常に嬉しい。有名人と一緒に媒体に出るのは初め
てではないが、やはり宣伝もしていただけて、有名人に会え
るのはいいものだ。

いい返事をすると、「そこでですね、雑誌掲載にあたって、
掲載する広告料をいただいているのですが・・・」
ちょっと待てよ、お前?本当に俺のことを調べて電話してい
るのか?俺は、有名人と媒体に出たことが何度かあるし、
有名人と一緒じゃなく、俺がメインで何度も紹介されている。
その時々、ギャラをもらっても金を払ったことなどないぞ?
取材の申し込みをしてきて、金を取るなどとは聞いたことも
ないぞ。
まあいい。色々と経費がかかって、大変かもしれんから、
一応費用を聞いてみた。
「税込みで84000円になりますが・・・」

はあ?それだけの金があれば、小さいスペースながら、専門誌
に何回かに渡って広告が打てるぞ!聞くと、銀行やら病院に
置いてある雑誌だそうだが、そんな雑誌聞いたこともないぞ。
そんなレベルのモンに、そんな金が払えるかボケ!
大体、俺はそんなモンより何十倍、いや何百倍の宣伝効果が
ある媒体に、何度も出ていてお金をもらっているのに、そんな
効果がるのかないのか分からん紙切れに金を払うわけがない
だろ!

そいつに、俺が過去に媒体に出たこと、それに比べてノー
ギャラどころか金を払ってまで出る効果はあるのか問い詰めて
やったら、すぐに切りやがった。

気になったので、この元野球選手の名前で検索したら、
「取材に来た」みたいなHPがすぐに見つかった。
「金持ちやの~」とつぶやきながら、さらに、ここに載って
いた雑誌の名前で検索したら(聞いてもうろ覚えになるほど、
聞いたこともない雑誌だった)HPもあった。
コレがよく分からん。
「独特の切り口で、その道のスペシャリストを紹介するナンバーワン
の月刊誌です。」

はあ?見たことも聞いたこともないのに、何がナンバーワンなの?
内容を見ても、全国のお店と、医者のことが載っているだけ。
値段すら書いていない。ただ、ダラダラと店を羅列して内容のない
本に載ったって、自分がどこにいるか探すだけで一苦労だろ!
「日本の企業、病院、医院のトップに本誌特別記者が直接インタビ
ュー。その経営理念に鋭く迫ります」
詳細を見たら、見たことも聞いたこともない企業ばかり。経営理念
を知りたかったら大成功している経営者の理念を、プレジデントとか
高い雑誌を買って読むワイ!アホか!

さらに、調べると沢山の掲示板にあたり「しつこい」「取材を受けると
もっと大きくするから、追加料金を払わないかと持ちかける」などと
評判は最悪のようだ。

ただ、「取材で有名人のだれだれが来ました」みたいなHPやブログも
たくさん見つかった。要するにコレは、自分のお店や会社が有名人を
呼べるような雑誌に認められ、取材に来てくれたんだという虚栄心を
利用した商売なのだね。納得。だから、分けのわからないプレジデント
なんかには絶対に載らないような聞いたこともないようなお店や企業
ばかりなんだね。「俺の店も有名になったもんだ」とか「俺の会社は
有名人のだれだれが取材に来るような立派なところなんだぞ」って、
なる心を、利用しているのだね。
取材を受けたり媒体に出たりした経験がない人は、お金を払うのが普通
だと勘違いしちゃうんだね。

しかし、俺もなめられたもんだね。経験がなくて舞い上がっちゃうアホ
だと思われたんだからさ。色々調べると、どうもランダムに企業やら
お店やらに適当に電話をしているみたいだけど、ちょっとは調べろよ!
ウチの履歴を見ると、どの程度の商売か分かるだろ!お前の雑誌よりは
知名度があるってーの!

改めて、「取材が来ました♪」みたいなヤツラのHPを見ると、哀れに
なってくるね。「こんな顔して、虚栄心タップリなんだなコイツ」とか
思っちゃうもん。こうやって、馬鹿面さげて世界に公開しているのを見て
詐欺師やらペテン師は騙されやすいターゲットだと認識するらしいね。

虚栄心とは自信のなさの現われらしいね。こんな雑誌にお金出して出た
あんた達、自信をしっかり持てるように、もっと本職で頑張れ(笑)

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自信がない商品を売りに来るな!

商売をしていると、よくセールスマンが来る。その中でも一番
多いのが「看板屋」である。

「看板を立てませんか?」これは、お店に目立つ看板を立てな
いかと聞いているのである。それとか「大通りに目立つ看板を
設置しませんか?」というのもある。

まず、前者に言いたい。お前はウチの店にある、立派な看板が
目に入らんのか?確かに、道路があって広い駐車場があって、
その奥で商売をやっているが、見る場所によっては物凄く遠く
からでもその存在に気がつくぞ?
その看板を立てることによって、さらに目立つようになった時
それによって上がる売り上げで元が取れるのか?

次は、後者。今はネットの時代である。お客さんの目を引く
物や、そこにしかない物や空間を作って魅力的なHPやブログ
でも作っておけば、誰も住んでいないような山奥でも、
全国から人が集まってくるぞ?
それを、たかだか数十メートル先の道路から誘導する看板を
おったてたところで、それを凌ぐ効果があるのか?
さらに言えば、実店舗で閉店寸前のショップが、ネット通販
をはじめたら瞬く間に立ち直ったというケースもたくさんある。
下手をしたら、店舗すら必要なくなるかもしれないのに、
そんな馬鹿高い費用で看板を立てる気にはなれん!

看板といえば、発光ダイオードを使った光る看板のリースも
よく来る。一ヶ月2万?お前、私の業界の基本的な掛け率を
知っとるか?前の日記で書いたみたいな掛け率の商品もある
が、基本的には6~7掛けの商品を1~2割引きで売り、
消費税までもって行かれる。在庫は持っておかなければいけ
ないから儲けはセイゼイ2割くらい。
ってことは、そのダイオード看板の効果で、10万円分の
売り上げがないと、元が取れんということである。
10万って数字わかってんのか?お前も普通に日本に住んで
いたら分かるだろう?その金額の購買意欲を引き出し、
それでも儲けじゃなくてプラスマイナス0なんだぞ?
人様の金をもぎ取りに来るなら、そこら辺も勉強してから
来い!

広告の勧誘もやたら来る。「発行部数が○○部の、コレくら
いのスペースに載せます。お値段は~」発行部数がそれだけ
あっても、うちの業界に興味があるヤツが何人いるのかな?
少なくとも、私はそれを見ない。そんなモンの片隅に載せる
くらいなら、専門誌にもっと安く載せる方がよっぽど効果的
だ。

そして、こいつらに質問をする。「具体的にどれくらいの効果
があって、それによる数字がコレだけで、だからこの料金を
払ってもいいんじゃないか、みたいなのはないのか?」と。

「絶対儲かる」「コレだけのお客さんが増える」それを言った
ら詐欺になるから言えないのは分かるが、あからさまに自信が
なさそうに言うなよ、お前ら。「価値観の問題」と抜かすアホ
が、一人や二人じゃなかった。命がけで、数字と格闘している
商売人に、「価値観」で金を出さそうとするなよ!アホか!

IT業界が発展していることを妬むヤツが多いが、具体的に
数字を残すヤツはやっぱり強いよ。
商売人相手に、金を出さすことが出来るヤツは更なる金を
稼ぐことが出来る商品を持ってくるヤツだけだ。
スーパーの玉ねぎの値段を気にするケチの俺が、新たなる
金を生み出してくれる商品を売る問屋やメーカーからは年間
数千万も買い物しているしな(笑)
命がけだから、警戒心が強いんで、詐欺にも引っかからんよ。

売ろうとしているヤツに自信がない商品が売れるわけがない。
自信がない商品を売りに来るな!

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